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リン欠乏症・過剰症 | |
リン欠乏症 | |||
リンはすべての食品に含まれているので、普通の食事をする健常者であればリン不足が見られることはありません。
リン不足が見られるのは、腎臓機能障害によるリン再吸収低下、糖尿病性ケト酸血症、低リン血症性くる病などを示すファンコニ症候群のような代謝性または遺伝性疾患を有している個人の場合です。他にもアルミニウムやマグネシウムを大量に含む胃薬(制酸剤)を摂取した場合にも、リン不足が観察されています。 リンの欠乏症には食欲不振や体重減少、骨軟化症、くる病、胸郭の変形、筋萎縮、溶血性貧血などがあげられます。 |
リン過剰症 | |||
副甲状腺ホルモンの働き ・リンの腎臓での吸収の抑制 ・カルシウムの腎臓での再吸収の促進 ・骨の再吸収(骨組織破壊)による血中カルシウム濃度の上昇
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参考文献
基礎栄養学 基礎栄養学 スタンダード栄養・食物シリーズ 基礎栄養学 健康・栄養科学シリーズ 日本人の食事摂取基準〈2010年版〉 |
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text by 2012/06/20 |
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