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鉄分の食事摂取基準、一日の必要量、推奨量、上限量は?




鉄分の成人推奨量

鉄分の1日の推奨量は成長とともに増加していき成人男子になると7.0mgで、成人女子では月経なしで6.0mgとなります。女性の場合月経による鉄分の流出があるため、月経時は鉄分の推奨量が成人女性で10.5mgとなります。さらに月経の量が通常よりも非常に多くなる月経過多の状態ではその推奨量は16.0mgまで増加します。


鉄の年代別食事摂取基準(男性)


年齢 男性(mg)
推定平均
必要量
推奨量 目安量 上限量
0〜5 (月) - - 0.5 -
6〜11 (月) 3.5 5.0 - -
1〜2 3.0 4.5 - 25
3〜5 4.0 5.5 - 25
6〜7 4.5 6.5 - 30
8〜9 6.0 8.0 - 35
10〜11 7.0 10.0 - 35
12〜14 8.5 11.5 - 50
15〜17 8.0 9.5 - 50
18〜29 6.0 7.0 - 50
30〜49 6.5 7.5 - 55
50〜69 6.0 7.5 - 50
70以上 6.0 7.0 - 50

※参考 厚生労働省発表 日本人の食事摂取基準(2015年版)
      各指標の見方について


鉄の年代別食事摂取基準(女性)


年齢 女性(mg)
月経なし 月経あり 目安量 上限量
推定平均
必要量
推奨量 推定平均
必要量
推奨量
0〜5 (月) - - - - 0.5 -
6〜11 (月) 3.5 4.5 - - - -
1〜2 3.0 4.5 - - - 20
3〜5 3.5 5.0 - - - 25
6〜7 4.5 6.5 - - - 30
8〜9 6.0 8.5 - - - 35
10〜11 7.0 10.0 10.0 14.0 - 35
12〜14 7.0 10.0 10.0 14.0 - 50
15〜17 5.5 7.0 8.5 10.5 - 40
18〜29 5.0 6.0 8.5 10.5 - 40
30〜49 5.5 6.5 9.0 10.5 - 40
50〜69 5.5 6.5 9.0 10.5 - 40
70以上 5.0 6.0 - - - 40
妊婦 初期 +2.0 +2.5 - - - -
妊婦 中期・末期 +12.5 +15.0 - - - -
授乳婦 +2.0 +2.5 - - - -

※参考 厚生労働省発表 日本人の食事摂取基準(2015年版)
      各指標の見方について



女性の平均必要量、推奨量

日本食事摂取基準では月経時の女性の鉄分の平均必要量、推奨量を設定するにあたり、女性の月経時の総血量と月経周期、1日の鉄損失量、損失量を補うために必要な鉄分の摂取量を算定しています。20代前後の日本人を対象とした複数の研究報告から18歳以上の女性の1回当たりの月経時の総血量の平均は37.0mL/回、月経周期は31日としています。また日本人の高校生を対象とした調査報告から10〜17歳の女性の月経時の総血量の平均は31.1mL/回、月経周期は31日としています。

総血量に血液中に含まれるヘモグロビンの濃度とヘモグロビン中の鉄濃度の数値をかけ合わせ、一日に月経血で損失する鉄の量を10〜17歳の女性では0.46mgに、18歳以上の女性では0.55mgと定めています。またこの鉄損失量を補うために1日に必要となる鉄分の摂取量は10〜17歳では3.06mgに、18歳以上は3.64咾板蠅瓩討い泙后

上記の食事摂取基準を見てもらうとわかると思いますが、月経なしと月経ありでの平均必要量や推奨量の数値の差は3〜4gで、これは月経血で流出し、それを補うために必要となる量と同程度の数値となっています。

対象者 総血量(mL/回) 月経周期 鉄損失(咫親) 鉄損失を補うのに必要な鉄摂取量
10〜17歳 31.1 31日 0.46 3.06
18歳 37.0 31日 0.55 3.64



過多月経の場合は

上記の基準値は平均的な月経血の量での平均必要量、推奨量です。過多月経で1回の月経血の量が80mL以上の場合は、18歳以上で平均必要量は13咫親、推奨量は16咾箸覆蠅泙后この量は通常の食生活で摂取するのはなかなか難しいといえます。栄養補助食品などが必要となりますが、まずは医療機関などを受診し、基礎疾患の有無などを確認したうえで、医師の指導のもと必要な鉄剤の摂取を行うことが重要となります。



鉄分の耐用上限量について

15歳以上はFAOとWHOの発表値から


鉄分の上限量については国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機構(WHO)が、着色剤用酸化鉄、妊娠および授乳中の鉄サプリメント、治療用鉄剤を除くすべての鉄に対する耐用上限量として1日0.8咫kg体重と定めています。日本食事摂取基準ではこれをもとに各年代の参照体重をかけて15歳以上の鉄分の耐用上限量を定めています。

15歳未満はFDAの発表値から


アメリカ食品医薬局(FDA)では6歳以下の小児の鉄剤や鉄サプリメントの誤飲による急性鉄中毒を問題とし、限界値として1回当たり60咫伸埖僚鼎鮑把齋鮃障害発現量と定めています。日本食事摂取基準ではこの数値に不確実性因子をかけて1〜2歳の耐用上限量を2.0mg/kg体重とし、参照体重をかけて耐用上限量を設定しています。さらに15歳以上との連続性を考慮し3〜5歳は1.6咫伸埖僚邸6〜7歳は1.4咫伸埖僚邸8〜9歳は1.2咫伸埖僚邸10〜14歳は1.0咫伸埖僚鼎斑奮的に減少させています。






参考文献
日本人の食事摂取基準〈2015年版〉



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最終更新日 2016/10/22
公開日 2004/06/22








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