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カリウムの食事摂取基準、一日の必要量、目安量は?




カリウムの成人目安量

カリウムの1日の目安量は成人男子で2500mgで、成人女子で2000mgです。目安量は推奨量の代わりに設定されるものでカリウムとナトリウムではそのほか目標量も設定されています。目標量は生活習慣病の一次予防の観点で定められているものです。目標量は目安量よりも高めに設定されていて成人男子で3000mgで、成人女子で2600mgとなっています。


カリウムの年代別食事摂取基準

年齢 男性(mg) 女性(mg)
推定平均
必要量
推奨量 目安量 目標量 推定平均
必要量
推奨量 目安量 目標量
0〜5 (月) - - 400 - - - 400 -
6〜11 (月) - - 700 - - - 700 -
1〜2 - - 900 - - - 800 -
3〜5 - - 1100 - - - 1000 -
6〜7 - - 1300 1800以上 - - 1200 1800以上
8〜9 - - 1600 2000以上 - - 1500 2000以上
10〜11 - - 1900 2200以上 - - 1800 2000以上
12〜14 - - 2400 2600以上 - - 2200 2400以上
15〜17 - - 2800 3000以上 - - 2100 2600以上
18〜29 - - 2500 3000以上 - - 2000 2600以上
30〜49 - - 2500 3000以上 - - 2000 2600以上
50〜69 - - 2500 3000以上 - - 2000 2600以上
70以上 - - 2500 3000以上 - - 2000 2600以上
妊婦 - - 2000 -
授乳婦 - - 2200 -

※参考 厚生労働省発表 日本人の食事摂取基準(2015年版)
      各指標の見方について


目標量について

カリウムの食事摂取基準では目安量と目標量が定められています。目安量とは推奨量を算定できない場合に代替的に用いる指標で、推奨量とは健康の維持・増進、欠乏症予防などの目的で定められる数値です。これに対して目標量とは生活習慣病の一次予防の観点で定められています。一次予防とは病気にならないようにすることで、これに対し二次予防は病気の早期発見を意味します。

2012年のWHOからの提案では成人の高血圧予防のために望ましいカリウムの摂取量は3510mg/日と発表されています。しかしながら平成22年、23年国民健康・栄養調査の結果では日本人の成人のカリウム摂取量の中央値は2201mg/日とされ、WHOが提唱する推奨量とはかなり差があります。このため目安量とは別に病気を予防する観点から2201mgと3510mgの間の数値である2856mg/日が目標量算定の参照値と定められ、これに体重比などを考慮して成人男性の目標量は3000mg以上に、成人女性の目標量は2600mg以上に定められています。



多めに取った方がいい人

汗や利尿の多い人


体内に吸収されたカリウムは一定の濃度を保つために、同量が尿や汗などで体外に排出されます。7〜9割と大部分が尿として排出されますが、残り1〜3割りは便や汗として排出されます。したがって、利尿剤を使用してる方や、下痢気味の方、汗をかきやすい方などは、カリウム不足に気をつけて、十分な摂取を心がけてください。

アルコールやコーヒーなども利尿を促すので、カリウム不足に注意が必要です。

塩分のとりすぎ


塩分をとりすぎるとカリウムの量が相対的に不足して体内濃度のバランスが崩れて血圧が上昇してしまいます。塩分の量を減らすか、少し多めにカリウムを摂取するなどして対処してください。そもそも塩分のとりすぎは体によくありません。1日10g以下が基準とされています。

加工食品にたよりがち


カリウムは自然食品に多く含まれるミネラルなのですが、加工による損失の激しい栄養素です。生成された塩はそのほとんどがナトリウムですが、あら塩にはカリウムも豊富に含まれます。インスタント食品をはじめとした加工食品ばかりに頼らず、自然の食品を摂取することも心がけましょう。



上限量について

日本食事摂取基準ではカリウムの上限量は設定されていません。これはカリウムは過剰に摂取しても腎機能が正常であれば、腎排泄により余分な量は尿中へと排泄されるからです。しかしながら腎機能に障害のある方は過剰症には注意が必要です。カリウムの取りすぎにより高カリウム血症を引き起こすことがあります。高カリウム血症では不整脈や血圧低下のほか心停止などを引き起こすことがあります。






参考文献
日本人の食事摂取基準〈2015年版〉



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最終更新日 2016/07/12
公開日 2004/06/21








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