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風邪に効くビタミン




風邪の原因

風邪はウイルスや細菌に感染することで発病します。中でも大半はウイルスが占め、その割合は90〜95%になります。ウイルスの種類も200種類以上あるので1度感染して抗体ができても、何度も風邪にかかってしまうわけです。



風邪はどのようにしてうつるのか

風邪をひいた人がくしゃみをしたり、話しているときに出る飛沫(とびちるしぶき)が空気中をさまよい、それを吸い込むことで風邪に感染します。これを飛沫感染といいます。空気中のウイルスは温度や湿度の影響を受け、湿度が40%以下であれば比較的長く活性が維持されます。



風邪の侵入経路

風邪の体内への侵入経路ですが、まず最初にのど(喉頭、咽頭)や鼻から侵入します。ただし、のどや鼻の粘膜が風邪の侵入を防いでいるので容易に侵入することはできません。粘膜をこえて細胞に侵入したウイルスは次に細胞内の貪食細胞の攻撃を受け、撃退されます。撃退を逃れて血管に侵入したウイルスは次に白血球と戦うことになります。このように体には風邪に対する何重もの防御作用が備わっているのです。

白血球は活性酸素を大量に放出してその強力な酸化作用でウイルスを退治します。酸化を免れたウイルスの増殖を防ぐために、インターフェロンが放出されて細胞内にウイルスを閉じ込めます。と同時にウイルスを撃退すべくシグナルを発します。

シグナルを受けてナチュラルキラー細胞とマクロファージがウイルスの排除に取り掛かります。マクロファージはインターロイキン1という物質を放出して脳の視床下部を刺激し、発熱を促してウイルスが活動しづらくなるよう体温を上昇させます。

次にヘルパーT細胞がサイトカインやヒスタミンを放出します。サイトカインによって強力なウイルス排除作用のあるキラーT細胞が活性化し、同時に刺激伝達物質であるヒスタミンがくしゃみや鼻水を促してウイルスの体外への排除を進めます。

最後にインターロイキンの刺激によりB細胞が抗体作りをはじめ、あらかた免疫活動が終了すれば、ヘルパーT細胞が活発化した一連の作用を沈静化させます。



風邪にかかり安い状態

風邪は睡眠不足や不規則な生活などで体調がくずれていたり、ストレスを抱えていたりしてる時に特にかかりやすいものです。また栄養バランスの乱れからも風邪はひきやすくなってしまうので注意が必要です。規則正しい生活や十分な睡眠、ストレスの発散に心がけることはもちろんですが、ここでは栄養面からアプローチしてみたいと思います。



ビタミンAで粘膜強化

侵入経路でも説明したとおり、ウイルスはまず最初に粘膜と接触します。粘膜が十分に潤っていれば、ウイルスも容易に侵入はできません。ビタミンAは粘膜の新陳代謝を活発にして、正常な活動を維持、促進させるのに効果を発します。風邪予防にも重要な栄養素です。



ビタミンB2で粘膜強化

ビタミンB2にも皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあります。不足すると皮膚炎や口内炎、舌炎などの欠乏症を起こすことがあります。



葉酸で粘膜強化

粘膜は活発に細胞の新陳代謝が行われる部位です。この新陳代謝に欠かせないのが葉酸です。粘膜の細胞にも葉酸は多く存在していて粘膜の健康の維持や代謝に重要な役割を果たします。細菌やウイルスなどの侵入をしっかりと防ぐためにも粘膜の代謝には欠かせない葉酸が重要な栄養素だといえます。



ビタミンCでウイルス撃退

ビタミンCには風邪撃退に対して2つの働きがあります。ひとつは白血球との関係です。白血球は活性酸素を放出してウイルスを撃退しますが、余分な活性酸素の処理にはビタミンCがかかせません。白血球は内部にビタミンCを豊富に蓄えていて、ビタミンCの量が多いほど、活動も活発になります。

もうひとつの働きはウイルスを退治するナチュラルキラー細胞の生成の手助けです。ビタミンCの働きでナチュラルキラー細胞の生成を促し風邪撃退の作用を高めることができます。






参考文献
【新赤本】第六版 家庭の医学






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最終更新日 2016/07/10
公開日 2004/06/21






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